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未開封のフィギュアでも劣化するって本当?正しい保管方法を解説

湿度計を持つ手

大切なフィギュアは、できるだけ長く綺麗な状態で保管したいものですよね。しかし、未開封のフィギュアでも劣化するということをご存知ですか?今回は、未開封のフィギュアが劣化する理由や、保管する際のポイントについて解説します。

この記事を読むための時間:3分

未開封のフィギュアは劣化しやすい?

まずは、未開封のフィギュアが劣化する理由について解説します。

湿気がたまるため劣化しやすくなる

フィギュアは、湿気の影響を受けやすいという特徴があります。未開封の場合、保管する場所によっては湿気がたまりやすく、カビや変色を引き起こしてしまうため注意が必要です。フィギュア専用の密閉容器やディスプレイケースを活用して、湿気に触れないような工夫を講じておきましょう。

温度変化や日光により劣化しやすくなる

未開封のフィギュアを保存する際は、温度変化の少ない場所を選ぶことが大切です。激しい温度変化は、フィギュアの品質や状態に悪影響を与えます。また、直射日光も色あせや変色を引き起こすため、フィギュアにとっては大敵です。光を遮断できる加工が施されたフィルムやカーテンを使用し、直射日光を防ぎましょう。

酸化により劣化しやすくなる

フィギュア本体に使用されている素材やパッケージには、酸化物が含まれています。酸素防止剤を入れておけば、メタリックパーツや金属の酸化を防止するのに効果的です。

未開封のフィギュアを保管する時のポイント

未開封のフィギュアを保管する際のポイントを紹介します。

直射日光や蛍光灯の光を避ける

未開封のフィギュアであっても、日光や蛍光灯の光に長時間さらされていると劣化が進みます。表面が乾燥することでベタつきの原因にもなるため、直射日光や蛍光灯の光が直接当たらない場所に保管してください。

温度や湿度を管理する

フィギュアの保管場所は、温度が安定した場所を選びましょう。箱に入れたままだと湿気がこもってしまうため、時々箱から出して外気に触れさせてください。定期的に換気を行うことで、劣化を防ぐことができます。湿気対策や温度管理が上手くいかない場合は、除湿機やエアコンなどを適宜取り入れてください。

定期的に状態をチェックする

未開封のフィギュアの品質を保つためには、定期的な点検が必要です。箱を開封して、専用のクリーニングブラシなどを使い、蓄積した汚れやほこりを掃除しましょう。また、フィギュアを収納しているパッケージに、劣化のサインが現れることもあります。外箱に黄ばみや日焼けなどが見られる場合は、保管環境が良くないのかもしれません。フィギュア本体の劣化が始まる前に、保管環境を見直しましょう。

未開封のフィギュアに起こりやすいベタつきを取り除く方法

フィギュアの表面には、「可塑剤(かそざい)」と呼ばれる薬品が塗られています。可塑剤は、経年劣化に伴い徐々に溶け出していきますが、これがフィギュアのベタつく原因です。表面のベタつきが気になり始めたら、泡立てた食器用の中性洗剤で優しく洗いましょう。直接塗ってこすり洗いをすると塗装が剥げる恐れがあるため、必ず泡立ててから使ってください。

ベタつきがひどい場合や広範囲にわたる場合は、水で5倍に薄めた中性洗剤に半日ほどつけ置きする方法があります。つけ置きが終わったら、表面に残った泡を流水でよく洗い流し、優しく拭きあげましょう。

未開封のフィギュアは定期的に取り出すのが鉄則

今回は、未開封のフィギュアが劣化する理由や、正しい保管方法を紹介しました。未開封のフィギュアでも、高温多湿や直射日光などの条件によって劣化します。湿気を溜めないためには、箱にしまい込んだままにせず、ときどき箱から取り出して外気に触れさせることが大切です。保管方法や保管場所の環境はこまめに見直し、定期的な点検と正しいケアを行いましょう。

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