プラモデルの合わせ目の消し方!必要な道具とやり方について解説

プラモデルを組み立てると、パーツ同士の合わせ目が不自然になり、仕上がりが綺麗にならないことがあります。そのため、合わせ目を綺麗に整え、本物っぽい見た目にする方法はないか、知りたい人も多いですよね。そこでこの記事では、プラモデルの合わせ目消しに必要な道具とやり方を解説します。
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プラモデルの合わせ目消しについて
合わせ目消しとは、接着剤を使用してパーツ同士のつなぎ目を消すことです。合わせ目を消すと、仕上がりが綺麗になり、本物っぽい質感になります。プラモデル作りに慣れていない人でも簡単にできるので、仕上がりを重視する場合は、試してみましょう。
プラモデルの合わせ目消しに必要な道具
プラモデルの合わせ目消しに必要な道具は、以下の2つです。
- 接着剤
- ヤスリ
接着剤
接着剤の種類は、プラモデル用や瞬間接着剤が望ましいです。プラモデル用は、乾くまで時間がかかりますが、接着部が多少ズレても、パーツの合わせ直しができます。一方、瞬間接着剤は、乾くが早く、接着を失敗すると直せないので注意が必要です。それぞれの特徴を踏まえて、接着剤の種類を選びましょう。
ヤスリ
ヤスリは、パーツからはみ出た接着剤を削る時に使用します。種類はパーツごとに選ぶ必要があり、パーツが平面の場合は、紙ヤスリだけで大丈夫です。パーツが曲面の場合は、紙ヤスリだけでは整えにくいので、スポンジヤスリも合わせて用意しましょう。
プラモデルの合わせ目の消し方
プラモデルの合わせ目の消し方は、以下の手順です。
- パーツの接着面を整える
- パーツに接着剤を塗る
- パーツ同士を合わせる
- 接着剤を乾燥させる
- はみ出た接着剤を削る
パーツの接着面を整える
まず、パーツの接着面をヤスリで整えましょう。表面の凹凸を整えると、接着した際にパーツ同士の密着度が高くなり、仕上がりが綺麗になります。削りすぎるとパーツ同士が噛み合わなくなるので、整える程度にとどめましょう。
パーツに接着剤を塗る
接着面を整えたら、接着するパーツの両方に接着剤を塗ります。接着剤の量は、少し多めを目安にしましょう。多すぎると接着剤が流れて仕上がりが悪くなり、少なすぎると合わせ目を消すことができません。少し多めを目安にして、多すぎず少なすぎないのがポイントです。
パーツ同士を合わせる
接着剤を塗り終えたら、パーツを合わせて接着します。パーツ同士に隙間ができると合わせ目を消せないので、接着剤がはみ出るくらい、強めの力ですり合わせます。接着剤が足りずに隙間ができる場合は、後から接着剤を流し込んで隙間を埋めましょう。
接着剤を乾燥させる
パーツ同士を接着したら、接着剤を十分に乾燥させます。瞬間接着剤の場合は、数分程度あれば固まりますが、プラモデル用接着剤の場合は乾燥に時間がかかるので、1日程度置きましょう。接着剤が固まらないとパーツがズレてしまうため、しっかり乾燥させることが大切です。
はみ出た接着剤を削る
接着剤が乾燥したら、パーツの隙間からはみ出た接着剤をヤスリで削ります。ヤスリを掛ける時は、パーツ本体を削らないように注意しましょう。表面が湾曲している場合は、スポンジヤスリを使用すると、綺麗に整えられます。接着剤を削り終えたら、パーツ同士の合わせ目を確認し、つなぎ目が消えていたら完了です。
プラモデルの合わせ目を消して綺麗に仕上げましょう
プラモデルは、組み立てるとパーツ同士のつなぎ目が目立ち、仕上がりが綺麗にならないことがあります。そのため、より本物っぽい仕上がりにしたい場合は、合わせ目を消すことが大切です。合わせ目消しは、接着剤とヤスリがあれば初心者でも簡単にできるので、つなぎ目が気になる人は、チャレンジしてみてください。プラモデルの合わせ目を消して、綺麗に仕上げましょう。