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親子喧嘩を放置するのは危険?仲直りのコツと対処法を紹介

喧嘩してそっぽを向く親子

親子の喧嘩は、親と子の考え方や行動の方向性の違いから起こります。子どもが悪いことをしたら注意するのは親の義務。些細なことから喧嘩に発展したとしても、長引かないうちにフォローはしっかり行いましょう。この記事では、子どもの年代別に起こりやすい喧嘩の原因や仲直りする方法についてくわしく解説していきます。

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【年代別】親子喧嘩の主な原因

年代ごとに、よく見られる親子喧嘩の原因についてそれぞれご紹介します。

小学生

子どもが小学生の場合、生活習慣の乱れを親に注意され、喧嘩になるパターンがほとんどです。「ゲームやSNSをする時間を決めても守らない」「お風呂や入眠を促しても聞かない」など、何回言っても直らない行動に親はイライラしてしまいます。また、この年代になると、弁が立つようになり、言い返してくる言葉がきつくなります。

「ああ言えば、こう言う」の口答えが、親の怒りを増進させ、言い合いの喧嘩に発展することが多いようです。

中学生

この年代では、お金の使い方や勉強などが原因で喧嘩になりやすいでしょう。高校受験が近いこともあり、親は気がかりでなりません。しかし、子どもは思春期や反抗期の真っ只中。干渉するとさまざまな面でぶつかってしまいます。また、おしゃれにも興味を持ちはじめる年代です。親は、お金の使い方を指摘したくなることも多々あるでしょう。

喧嘩の際、小学生の頃のように口答えしてくれれば、ある程度の思いが通じるのですが、この年代は親を無視するという行為に発展しやすい傾向にあります。

高校生

この年代は、とにかく親より仲間が大切な時期です。そのため、「門限を守らない」「勉強しない」「部屋が汚い」など家を顧みない行動が原因になることが多いでしょう。また、体も大きくなり、親を見下す言動が増えて、気持ちが滅入る親も少なくありません。

高校生ともなると、喧嘩が原因で家に帰ってこないという最悪なパターンも考えられますので、接し方には注意が必要です。

親子喧嘩の仲直り方法

年代別に喧嘩の主な原因について触れましたが、仲直りの方法は共通しています。

その日のうちに解決する

喧嘩した後は、イライラが最高潮でなかなかクールダウンできないこともあります。しかし、喧嘩した状態を何日も過ごすと、「謝る」のハードルがどんどん上がり、声をかけるタイミングを逃しかねません。夜喧嘩して夜中に解決とまではいいませんが、できるだけ時間をあけず、その日のうちに気持ちを伝え、早期解決を目指すことをおすすめします。

悪いと思ったらすぐ謝る

喧嘩の原因がどうであれ、親にも言い過ぎたことが少なからずあるはずです。大人げないと思いつつも、子どもの言動に腹が立ち、気づいたら、同じ土俵に乗っていたことも多いのではないでしょうか。落ち着いたら、喧嘩の内容を思い返し、自分が悪いと感じたことは素直に謝りましょう。感情的になって発した言葉は、子どもを傷つけている場合があります。

親からの謝罪をきっかけに、子どもも自分の言動を振り返るようになり、早期解決が期待できるでしょう。

最低限の挨拶を交わす

どんなに喧嘩していても、「おはよう」「ただいま」「おかえり」「おやすみ」といった基本的な日常の挨拶は交わすように心がけましょう。喧嘩が長引き、口も利かない状態が続くと、仲直りのきっかけがつかみにくくなります。始めは、親が声をかけても、子どもが受け入れないかもしれませんが、日を重ねるうちに子供の気持ちも少しずつ緩和してきます。

子どものタイミングで挨拶を返してくれるまで、親はいつもどおりに声かけを続けましょう。

親子でも喧嘩を放置しておくと危険

喧嘩を放置しておくと、仲直りのタイミングが掴めず、大きな確執へと発展しかねません。そうならないためにも、親が知っておくべき点を以下でご紹介します。

感情的な言葉で取り返しがつかないことに

同じ土俵に立ってしまうと、親子という概念もなくなってしまいます。つい、感情的になり、子ども自身を否定する言葉や兄弟姉妹との比較をしてしまいがちです。否定すべきなのは行動であり、その子自身ではありません。「悪いこと=悪い子」と決めつけないことが大切です。

子どもは親の言動を真似る

子どもが親の言動を真似るのは、成長するために欠かせない自然な行為です。そのため、親子喧嘩したとしても、乱暴な言葉遣いや手を出すといった行為は絶対にやめましょう。トラウマの原因になったり、乱暴な子どもになる恐れがあります。

また、喧嘩をした際の仲直りの方法も、親のやり方をよく見ています。親子間だけでなく、友達との喧嘩や仲直りの方法も、親との関わりから学び、実践しますので、常に意識して対応しましょう。

親子喧嘩をしないための対処法

喧嘩をした時の仲直りの方法を考えることも大切ですが、それより、喧嘩自体を減らす努力をする方が賢明です。ここからは、喧嘩を回避するためのポイントを紹介します。

イラついたらまず深呼吸する

喧嘩には必ず原因があります。お互いの思いが伝わらないと、親でもイラついたり、感情的な言葉を投げかけてしまうこともあります。子どもの言動にイラッとしたら、まず深呼吸することをおすすめします。たった数秒の深呼吸ですが、この数秒が大切な時間です。心が落着き、突発的な言動を防ぐことができます。

言葉は、一度放つと取り消しが効きません。感情的な発言はなるべく避けるようにしましょう。

普段から良い所を探す努力をする

親の怒りが沸点に達するきっかけは、「何度注意しても繰り返す」ことではないでしょうか。そんな時、あれもこれもできていないと過去の事例を引き出してしまうと事態が大きく広がってしまいます。一度、「うちの子は本当にできないのか」と自問してみてください。決してそうではないことがわかるはずです。普段から子どもの良い所にしっかり目を向け、見つけたらその場で褒めてあげましょう。

そういった声かけは、子どもに「良い所もちゃんと見てくれている」という安心感に繋がります。

相手の話を最後まで聞く

親は正しいことを言っているつもりでも、子どもには子どもの言い分があります。子どもの言い分を全て否定するのは、子どもの意思を否定しているのと同等です。子どもの気持ちを最後まで丁寧に聞き、親も歩み寄る努力をしましょう。

日頃からのコミュニケーションが大切!

どんなに仲の良い家族でも、ちょっとしたことからぶつかり、喧嘩に発展することはよくあります。日頃からコミュニケーションを重ね、素直に思いを伝えられる環境を作っておくと良いでしょう。信頼関係があれば、親と子の考え方や行動の方向性の違いを理解し、カバーし合えるはずです。

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