専業主婦が趣味を楽しむのに罪悪感を持つ原因とは?対処法を解説

家事や育児の隙間時間に、何か趣味を見付けて楽しみたいと思うものの「夫の収入で楽しむのは悪い気がする」「趣味をするくらいなら働いた方がいいのかな」と、罪悪感を持つ人は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、専業主婦が趣味を楽しみたいのに罪悪感を感じる原因と、趣味を楽しめる方法を紹介します。
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専業主婦が罪悪感を感じる原因
専業主婦が罪悪感から趣味を楽しめない理由には、主に以下の2つが考えられます。
- 経済的な依存をしているから
- 社会に貢献していないと感じるから
経済的な依存をしているから
専業主婦が罪悪感を感じる大きな原因の一つが、パートナーに経済的に依存していることが挙げられます。趣味を楽しむのに必要なお金はパートナーが稼いだものなので、人のお金で自分だけ楽しむのは申し訳ないという気持ちから、罪悪感を抱く人は多いです。
社会に貢献していないと感じるから
専業主婦は基本的に家事や育児など、家の中のことに専念しており、社会と関わる機会があまりありません。また、税金も扶養控除されるため、社会の一員であるのに、社会に貢献できていないと感じ、罪悪感が生まれてしまうケースは多くあります。
罪悪感から解放される方法
専業主婦は、家事や育児をこなして家を切り盛りする大切な存在です。しかし、収入がない、社会に貢献していないという理由から、罪悪感を感じて趣味が楽しめないのであれば、以下5つのことを参考に、考え方を変えたり、趣味を探してみたりしてみてください。
- 主婦の労働には価値があることを知る
- 他人の意見に左右されないようにする
- 趣味への投資を経済活動の支えと考える
- ボランティア活動を趣味にする
- 収入につながる趣味を見付ける
主婦の労働には価値があることを知る
主婦が毎日行っている家事や育児を、フルタイムの掃除洗濯サービスや、外食、ベビーシッターなどに任せた場合、年間約2500万円以上になるとされています。このように、主婦の労働には非常に大きな価値があり、罪悪感を感じる必要はないのです。
他人の意見に左右されないようにする
罪悪感を感じやすい人は、周りの目を気にしやすい傾向があります。自分の行動や言動が他人にどのように受け止められるかということばかりを考えてしまい、自分の考えは蔑ろにしてしまいがちです。他人の「楽している」「働いてないくせに」という意見を目にしたことで罪悪感を感じているのであれば、他人の評価に囚われず、自分自身を大切にすることを心がけましょう。
趣味への投資を経済活動の支えと考える
社会に貢献できていないと感じることが罪悪感の原因であれば、趣味にかけるお金は経済を回す一環になっていると捉えてみましょう。例え少ない金額でも、趣味に使うものの材料を購入したり、スクール費用を支払ったりすることで、経済の支えになっているのです。
ボランティア活動を趣味にする
社会に参加したい、人とのつながりをもちたい場合は、ボランティア活動を趣味にするのもおすすめです。ボランティア活動は、地域の清掃活動、花壇の手入れ、電話相談、子育て支援、募金活動など多岐に渡ります。子育て経験があれば、子育ての悩み相談にのる、歴史好きな人は伝統文化の普及活動など、自分の得意分野を活かした活動をすれば、自己肯定感の向上にもつながるでしょう。
収入につながる趣味を見付ける
自分の収入がないことに引け目を感じているのであれば、以下を参考に収入につながる趣味を探してみてはいかがでしょうか。
- ハンドメイド品の製作・販売
- イラスト
- 美容モニター
- 家事代行員
- ポイ活
- 占い
- 悩み相談
- ライブ配信
- 動画編集
- ブログ運営
専業主婦であることに罪悪感を持つ必要はない
収入をパートナーに頼っていたり、社会と関わる機会が少なかったりすることから、罪悪感を持つ専業主婦の人は多いです。しかし、給料が発生しなくても、主婦の労働には大きな価値があります。そのため、専業主婦だからといって罪悪感を感じる必要はありません。今回紹介した罪悪感から解放される方法を参考にして、自分に合った趣味の楽しみ方を見付けましょう。