プラモデルの作り方!初心者が揃えるべき基本の道具や手順を解説

プラモデルは、子どもから大人まで幅広く楽しめるので、これから始める方も多いですよね。しかし、初めてプラモデルを作る時は、何が必要なのか、どのように作るのかなど、作り方がわからないこともあります。そこでこの記事では、プラモデル作りに必要な道具をご紹介するとともに、作り方の手順を解説します。
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プラモデル作りに必要な道具
プラモデル作りに必要な道具を、7つご紹介します。
- カッター板
- ニッパー
- カッター
- ヤスリ
- 接着剤
- ピンセット
- 塗装用品
カッター板
プラモデルは、工具を使用したりパーツが散らばったりするため、カッター板を用意しましょう。カッター板を敷くと、机に傷をつけることなく作業可能です。また、作業中は接着剤や塗料がこぼれることもあるので、汚れ防止にもなります。購入の際は、色や大きさなどから、使いやすいものを選びましょう。
ニッパー
プラモデルは、ランナーというプラスチックの枠にパーツが付いているため、ニッパーで切り離す必要があります。購入の際は、模型用などの先端が細いものを選ぶと使いやすいです。しかし、先端が尖った物は鋭利なので、プラモデル初心者やお子さんが使用する際は注意しましょう。
カッター
パーツを切り離した際に凹凸ができるため、カッターで整えると仕上がりが綺麗になります。通常のカッターでも十分ですが、慣れてきたらデザインナイフなどのプラモデル作りに特化した物を用意すると便利です。ニッパーと同様鋭利なので、取り扱いには注意しましょう。
ヤスリ
プラモデルは、表面の凹凸を整える時にヤスリを使います。ヤスリには、紙ヤスリ、金属ヤスリ、スポンジヤスリの3種類があり、通常はパーツごとに使い分けます。しかし、金属ヤスリやスポンジヤスリは初心者には扱いにくいので、最初は使いやすい紙ヤスリから始めると良いでしょう。
接着剤
プラモデルを組み立てる際に接着剤を使用します。購入時は、模型用やプラモデル用を選びましょう。初心者には、瞬間接着剤などの速乾タイプも使いやすいです。
ピンセット
プラモデルには細かいパーツがあるため、ピンセットを用意すると組み立てやすいです。直線タイプや曲線タイプなど様々な形状があるので、使いやすいものを用意しましょう。初心者のうちは、100均などの安価な商品で使い心地を試すのがおすすめです。
塗装用品
塗装が必要なプラモデルは、塗料や筆などの塗装用品を用意しましょう。塗装方法ごとに必要なものは変わりますが、最初は筆と油性塗料(ラッカー)があれば十分です。慣れてきたら、他の塗装方法や塗料を試してみましょう。
プラモデルの作り方
プラモデルの作り方は、以下の手順です。
- 説明書を確認する
- パーツを切り離す
- パーツを組み立てる
- 塗料を塗る(筆塗り)
説明書を確認する
プラモデルを作る時は、以下の項目を説明書で確認しましょう。
- セット内容
- パーツの部位
- 組み立てる順番
稀にパーツが足りないことがあるので、パーツが全て揃っているか、セット内容を確認する必要があります。また、プラモデルには似たパーツが複数あることも多く、何に使われるパーツなのか、部位や組み立てる順番を確認すると失敗しにくいです。
パーツを切り離す
説明書を確認したら、ニッパーを使用して、ランナーからパーツを切り離します。切り離す際は、ギリギリを切るのではなく、ゲート部分を少し残し、後からカッターやヤスリで削ると綺麗に仕上がります。切り離したパーツはなくなりやすいので注意しましょう。
パーツを組み立てる
パーツを全て切り離したら、接着剤を使用して組み立てます。その際、パーツに間違いはないか、向きが合っているかなどを確認しましょう。なるべくはみ出さないように塗ると、仕上がりが綺麗になります。また、接着剤はすぐに乾くものではないので、塗布後1分程度置いてからパーツをすり合わせると接着しやすいです。
塗料を塗る(筆塗り)
接着剤が完全に乾いたら、塗料を塗ります。筆塗りはムラになりやすいので、表面をヤスリで整え、なるべく薄く塗るのがポイントです。また、油性塗料はニオイがきつく、具合が悪くなることもあるので、換気をしながら行いましょう。
初心者は簡単なプラモデルから始めましょう
プラモデルは、必要な道具を揃えると、初心者でも簡単に始められます。しかし、商品によっては、パーツが細かく、組み立てが複雑なものもあるので、初心者には難しい場合があります。最初はパーツや作業工程が少ない、簡単なものから始めましょう。