プラモデルでのヤスリの使い方!種類と基本のやり方について解説

プラモデルは、仕上がりを綺麗にするためヤスリがけを行います。しかし、ヤスリには様々な種類があるので、どれを使うのが適切か、どのように使用するのかなど、わからないことも多いですよね。そこでこの記事では、プラモデルに使うヤスリの種類をご紹介するとともに、基本的なヤスリの使い方を解説します。
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プラモデルに使うヤスリの基本
ヤスリには、「番手」という番号があります。番号が小さいものほど目が粗く、番号が大きいものほど目が細かいです。ヤスリがけの際は、粗目のヤスリから始めて、徐々に細かい目のものにしていくと、ツルツルとした質感になります。
プラモデルに使うヤスリの種類
プラモデルに使うヤスリの種類を、3つご紹介します。
- 紙ヤスリ
- 金属ヤスリ
- スポンジヤスリ
紙ヤスリ
紙ヤスリは、紙に砂やガラス材を使い、ざらざらに加工したものです。プラモデルでは、パーツの断面や表面など、あらゆる凹凸を整えるのに使用します。ヤスリの中では1番値段が安く、100均でも購入できるので、初心者でも手軽に揃えられます。しかし、消耗が早く、すぐに交換が必要になるため、コスパは悪いです。
金属ヤスリ
金属ヤスリは、金属で出来た棒状のヤスリです。平たい物や丸い物など様々な形状があり、パーツによって使い分けが必要です。少しの力でもかなり削れるので、ゲート処理などの大きめの凹凸を整えるのに適しています。しかし、初心者には力加減が難しいため、ヤスリがけに慣れてから使用するのがおすすめです。メンテナンスをすると長く使用できますが、他のヤスリに比べて高価なので、購入の際はよく考えましょう。
スポンジヤスリ
スポンジヤスリは、紙ヤスリと同じ材質のスポンジ状のものです。弾力があり、パーツに密着するので、湾曲した面を整えるのに適しています。しかし、弾力があると力加減が難しく、初心者の方が慣れるまで少し時間がかかるでしょう。
ヤスリの基本的な使い方
ヤスリの基本的な使い方を、3つご紹介します。
- ゲートを削る
- パーツの凹凸を削る
- パーツの表面を磨く
ゲートを削る
ランナーからパーツを切り離すと、ゲートが残るためヤスリで整えると仕上がりが綺麗になります。カッターやデザインナイフを使用することもできますが、刃物は扱いが難しいので、ヤスリを使う場合が多いです。ゲート処理の際は、主に金属ヤスリを使用し、一方向から少しずつヤスリを掛けていきます。処理後は表面にざらつきが残るので、目の細かい紙ヤスリで仕上げましょう。
パーツの凹凸を削る
プラモデルのパーツは、元から表面がざらついていることもあるので、紙ヤスリで凹凸を削ると組み立てやすいです。凹凸を削る際は、目の粗いものから始めて、様子をみながら少しずつ目の細かいものに変えていきましょう。紙ヤスリが薄く使いにくい場合は、裏側に当て木を使うと持ちやすくなります。
パーツの表面を磨く
プラモデルは、塗装の前に表面をヤスリで磨くと、塗料がムラなく綺麗に塗れます。組み立て後のプラモデルは、表面が湾曲して立体的になっているので、スポンジヤスリを使用すると、パーツにヤスリが密着して綺麗に仕上げられます。
紙ヤスリでも出来ないことはないですが、力加減が難しく、パーツを余計に削ってしまうこともあるので注意しましょう。表面を整えることが大切なので、削るよりも磨くように優しくヤスリを掛けてください。
ヤスリを使ってプラモデルを綺麗に仕上げましょう
プラモデルは、ゲート処理やパーツの凹凸を整えるために、ヤスリを使用します。ヤスリがけを行うと、パーツの表面が綺麗になり、組み立てや塗装がしやすくなります。表面が滑らかになると仕上がりも美しくなるので、プラモデルの完成度を上げたい場合は、やすりがけを行うのが望ましいです。ヤスリを使って、プラモデルを綺麗に仕上げましょう。
プラモデルを綺麗に仕上げるには?

プラモデルに凹凸やゲートが残ってると怪我をしてしまうことがあると思います。プラモデルを綺麗に仕上げるためのやり方やポイントを、好きなプラモデルを美しく飾るためにも、やすりがけという作業を取り上げてブログとして記載しております。
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