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トレーディングカードの傷や汚れの修復方法4つ!注意点も解説

白かけの傷があるカード

トレーディングカードは傷や汚れがあると、価値が大きく下がってしまいます。また、お気に入りのカードを傷付いたままにするのは避けたいもの。そこで本記事では、トレーディングカードの傷や汚れを直す方法と、修復する際の注意点について解説します。

この記事を読むための時間:3分

トレーディングカードの傷を直す方法

ここではトレーディングカードの凹みや反りなどの傷を直す方法をご紹介します。

凹み

トレーディングカードの傷で多いのが凹みです。カードはとてもデリケートなので、爪先などよって圧力がかかると簡単に凹んでしまいます。凹みは以下の方法で修復が可能です。ただし、深く凹んでいるものや、凹みが中央付近の場合は修復が難しく、逆にカードを傷めてしまう恐れがあるため注意が必要です。

用意するもの

  • 綿棒
  • コピー用紙など印刷や色付きでない紙
  • 雑誌などカードを挟んで重石にもできるもの

直し方

  1. 綿棒に水を1、2滴染み込ませる
  2. 凹み近くのカードの側面に綿棒を当てて水を染み込ませる
  3. 10分程度置く
  4. 二つ折りにした白い上質紙にカードを挟む
  5. 雑誌などに挟み一晩置く

反り

カードは適切な温度・湿度で保管しないと、湿気や乾燥、熱によって反ってしまいます。反りには「谷反り」「山反り」の2種類があり、それぞれ対処法が異なります。カードの表面を上にして平らな場所へ置いた時、両端が持ち上がる形で反っているのは谷反りです。一方、中央が盛り上がるようになっていた場合は山反りになります。

谷反りの直し方

  1. タッパーなど密閉容器と乾燥剤を用意する
  2. 容器に乾燥剤とカードを入れて一晩置く
  3. 反りが直ったら取り出す

山反りの直し方

  1. タッパーなど密閉容器と水を染み込ませたスポンジを用意する
  2. カードとスポンジが接触しないように注意して容器に入れ、一晩置く
  3. 反りが直ったら取り出す

反りが直るまでの時間は、反り具合や容器のサイズなどによって異なります。過度に乾燥・加湿すると逆側に反ってしまうため、時々様子を見て直り具合をチェックしてください。

トレーディングカードの汚れを取る方法

カードについてしまった皮脂汚れとインク汚れの取り方をご紹介します。

皮脂汚れ

カードを素手で触ると、指の皮脂や指紋が付着します。何度もカードを触ったり、そのまま放置したりすると汚れが蓄積して取りづらくなってしまうため、皮脂や指紋が付いてしまった際は早めに取り除きましょう。

汚れは眼鏡拭きや液晶画面用のクリーニングクロスなど、柔らかい布で拭き取ることができます。拭き取りの際は、強い力でこするとカードを傷付けてしまう恐れがあるため注意しましょう。

インク汚れ

トレーディングカードは年数が経つにつれて、紙が劣化してインクがにじんでくる場合があります。また、カードをスリーブなどに入れずに重ねて保管したり、ゲーム中にシャッフルしたりすると他のカードのインクが付着して汚れてしまうこともあるため注意が必要です。

インクによる汚れは、柔らかい布で拭き取れますが、汚れが酷かったり放置していたりすると拭き取りが難しくなります。その場合は、無水エタノールを染み込ませた綿棒で汚れた部分をこすると汚れが落ちやすくなります。

エタノールの量が多いとカードがふやけてしまう恐れがあるため、エタノールを付けすぎた場合はすぐにドライヤーで乾かしましょう。

カードの傷・汚れを修復する際の注意点

カードの傷や汚れを修復する際は、以下の点に注意しましょう。

事前に修復できる傷や汚れかチェックする

傷や汚れは種類や度合いによって修復が不可能なものもあります。以下の傷や汚れは修復が難しく、カードを余計に傷めてしまい価値が下がる恐れがあるため、修復を行うのは避けましょう。

  • 折れ
  • しわ・ひび割れ
  • 深い凹み
  • 白かけ
  • 色褪せ
  • 日焼け

トレーディングカードの傷は修復可能か見極めよう

トレーディングカードの傷や汚れは、軽いものであれば修復することができます。しかし、折れや色褪せなど、カードの損傷が酷い場合、修復は不可能です。無理に直そうとすると、カードをさらに傷めてしまいます。カードの傷を直したい際は、修復が可能であるか事前に見極めましょう。

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