トレーディングカードが反る原因とは？正しい直し方と注意点を解説
トレーディングカードを誤った方法で保管していると、反ってしまうことがあります。カードの反りはそのまま放置すると、売却する際に減額の原因になる場合があるため注意が必要です。本記事では、トレーディングカードが反る原因と直す方法をご紹介します。
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トレーディングカードが反る原因
トレーディングカードの反りは「谷反り」と「山反り」の2種類があります。それぞれの原因について解説します。
谷反り
谷反りとは、カードの表面を上にして置いた際に両端が上がり、横から見るとアルファベットのU型に反っている状態を指します。谷反りの原因は湿気です。カードの背面が湿気により膨張してゆるみ、ホイル面の引張力に負けて伸びてしまうことで、丸くなるように反ってしまうのです。
山反り
山反りとは、カードの表面を上にして置いた時、カードの中央が盛り上がり、山のように見える反りのこと。カードが山反りになる原因は熱と乾燥です。カードを温度が高い場所に置くと、ホイル部分が膨張して盛り上がるため、山型に反ってしまいます。
また、乾燥している環境では紙が乾いて縮み、ホイル面を引っ張るため、山反りが発生します。
トレーディングカードの反りを直す方法
トレーディングカードが反ってしまった場合、まずは反りの種類を確認して、それぞれに合わせた対策を取りましょう。
谷反りの場合
谷反りの原因は湿気であるため、反りを直すには湿気を取り除く必要があります。以下のものを用意しましょう。
- タッパーやジップ付き袋などの密閉容器
- 乾燥剤
容器は密閉できるものであれば形や大きさは問いません。ただし、大きすぎるものは乾燥に時間がかかってしまうので、カードと乾燥剤を入れたらいっぱいになる程度のサイズを選ぶと良いでしょう。また、乾燥中は外から様子を見るため、透明のものを選びましょう。
密閉容器に乾燥剤とカードを入れたら、1日程度様子を見ます。カードの反りが直ったら、取り出してください。
山反りの場合
山反りの場合は、乾燥して縮んでしまった紙部分を直すため、加湿をします。用意するものは以下の通りです。
- タッパー
- 水を含ませたティッシュ、またはスポンジ
タッパーにカードと湿らせたティッシュ、スポンジを入れて一晩置きます。この時、湿らせたティッシュなどから水が滴りカードと接触すると、ふやけたり染みになってしまったりします。ティッシュなどに水を含ませたらしっかりと絞り、水が染み出ないように注意しましょう。
カードの反りを直す際の注意点
カードの反りを直す際は、以下の3点に注意しましょう。
- 逆方向に曲げたり重りを乗せたりしない
- 容器に印刷文字・凹凸がないかチェックする
- 直す際に放置しすぎない
逆方向に曲げたり重りを乗せたりしない
カードの反りを直す方法として、反りとは逆方向に曲げる、重りを乗せるといったものが紹介されている場合があります。しかし、これらの方法はカードを折ってしまったり、傷付けてしまったりする恐れがあるので避けましょう。
容器に印刷文字・凹凸がないかチェックする
カードを直す際に使用する密閉容器は、使用前に内側の底面に印刷文字や凹凸がないか確認しましょう。文字や凹凸の上にカードを乗せると、跡や傷、汚れが付く場合があります。
直す際に放置しすぎない
カードを乾燥・加湿する際に、放置しすぎると逆方向に反ってしまいます。反りを直している時は、時々様子を見て直ったらすぐに取り出しましょう。
正しい方法でトレーディングカードの反りを直そう
トレーディングカードが反ってしまった場合、反り方によって原因と対処法が異なります。まずは谷反りと山反りのどちらになっているかを確認して、適切な方法で反りを直しましょう。
トレーディングカードの反りって直るの？
トレーディングカードをすぐにスリーブやカードケースに入れないと、湿気や乾燥で反ることがあります。 実を言うと、私も放置し過ぎてトレーディングカードを反らせてしまった経験がありますｗ このブログとほぼ同様にやってみたのですが、直す時に放置し過ぎたのが悪かったみたいです。。 皆さんが反りを直す時は、マメにカードの状態をチェックしてやってみてください。
谷反りと山反り 放置時間に注意
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