コーヒーメーカーはいる?いらない?ハンドドリップとの違いを解説

コーヒーメーカーは、自動でコーヒーを淹れられる便利な家電です。しかし、コーヒーはハンドドリップでも淹れることができるので、購入するべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。本記事では、ハンドドリップとコーヒーメーカーのメリット・デメリットを紹介します。
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ハンドドリップのメリット
ハンドドリップのメリットには、以下の3つが挙げられます。
- 自分好みの味に調節できる
- 器具をリーズナブルに揃えられる
- 置き場所に困らない
自分好みの味に調節できる
ハンドドリップはお湯を注ぐタイミングや、蒸らす時間を自身で調整できるため、理想の味を追及することができます。
器具をリーズナブルに揃えられる
ハンドドリップに必要な道具は、ドリッパーとフィルターのみです。ドリッパーは500円~1,000円、フィルターは100円ショップでも購入できるので、低コストで本格的なコーヒーを楽しむことができます。
置き場所に困らない
ハンドドリップに使う道具は、大きくなく場所を取らないため、置き場所に困りません。持ち運びがしやすく、アウトドアなどでも使えることも利点の1つです。
ハンドドリップのデメリット
ハンドドリップは、リーズナブルに自分好みの味でコーヒーを楽しめることがメリットですが、以下のデメリットもあります。
- 味を安定させるのが難しい
- 抽出に手間と時間がかかる
- 少量ずつしか淹れられない
味を安定させるのが難しい
ハンドドリップは、淹れ方を細かく調整できる一方、注ぐ湯量や蒸らす時間がわずかでも変わると、味わいも大きく変化してしまいます。そのため味が安定しにくく、思った通りの味にならないケースも多いです。
抽出に手間と時間がかかる
ハンドドリップでコーヒーを淹れる場合、コーヒー豆を挽いたり、お湯を少量注いで蒸らす工程を繰り返したりと、手間や時間がかかります。コーヒーを淹れている間は他のことができないので、とくに朝など忙しい時間帯では、不便に感じることもあるでしょう。
少量ずつしか淹れられない
ハンドドリップは1杯ずつ淹れるのが基本です。そのため、来客が多い家庭やオフィスなどでは、ハンドドリップは不向きといえるでしょう。
コーヒーメーカーのメリット
コーヒーメーカーを使うメリットは、以下の3つです。
- 安定した味を楽しめる
- 淹れている間に別の作業ができる
- 一度に大量のコーヒーを用意できる
安定した味を楽しめる
ハンドドリップで同じ味のコーヒーを淹れるには、ある程度の経験と技術が必要です。一方、コーヒーメーカーはスイッチひとつで、毎回美味しいコーヒーを淹れることができます。そのため、手軽に美味しいコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
淹れている間に別の作業ができる
手動でコーヒーを淹れている間は、手を離せません。しかし、コーヒーメーカーはスイッチを入れたら後は機械任せにできるので、家事や仕事、趣味など別の作業をすることができます。
一度に大量のコーヒーを用意できる
一般的なコーヒーメーカーは、一度に5杯~6杯のコーヒーを淹れられます。オフィスや来客が多い場合など、多量のコーヒーが必要となる場面で活躍するでしょう。
コーヒーメーカーのデメリット
コーヒーメーカーのデメリットには、以下3点が挙げられます。
- 初期費用が高額になりがち
- 置き場所に困るケースがある
- 味の調節がしにくい
初期費用が高額になりがち
ハンドドリップの道具は1,000円以内で揃えられます。しかし、コーヒーメーカーはリーズナブルなものでも数千円するため、初期費用が高額になることがデメリットです。
置き場所に困るケースがある
コーヒーメーカーは比較的大きめのキッチン家電です。そのため、置き場所や収納場所に困ることもあるでしょう。
味の調節がしにくい
コーヒーメーカーは、素人でも本格的な味にすることができます。しかし、コーヒーを淹れ終わるまで全てが自動で行われるため、細かな味の調節が困難です。そのため、自分好みの味を追及したい人には不向きといえるでしょう。
毎日楽しむならコーヒーメーカーがおすすめ
ハンドドリップは、道具をリーズナブルに揃えられたり、自分好みの味を追及できたりするメリットがありますが、味が安定しない、淹れるのに時間と手間がかかるといったデメリットがあります。一方、コーヒーメーカーは初期費用がかかりがちで、味の調整がしにくい点がデメリットですが、いつでも手軽に美味しいコーヒーを淹れられます。自身の好みやライフスタイルに合わせて、最適な淹れ方を選びましょう。