コーヒーメーカーでの美味しい淹れ方とは?風味アップのコツを紹介

ボタン1つで誰でもコーヒーを淹れられるコーヒーメーカーは、使い方のコツを押さえることで、より豆の風味を引き出せます。本記事では、コーヒーメーカーの使い方と美味しいコーヒーを淹れるポイントを紹介します。
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ドリップ式コーヒーメーカーの使い方
粉状にしたコーヒー豆をフィルターにセットして、コーヒーを抽出するタイプのマシンです。
用意するものを以下にまとめました。
- ペーパーフィルター
- コーヒー粉
- 水
- 計量スプーン
使い方は以下のとおりです。
- ペーパーフィルターの継ぎ目部分を折る(円錐型は脇の継ぎ目、台形型は底と脇の継ぎ目を互い違いに折る)
- フィルターをドリッパーに密着させるようにセットする
- コーヒー1杯(約140cc)あたり、10g~12gのコーヒー粉をフィルターに入れて表面を平らにならす
- タンクに水を入れる
- サーバー・ドリッパーをセットする
- 抽出設定を行いスイッチを入れる
ミル付きコーヒーメーカーの使い方
マシンの中には、コーヒー豆を挽くためのミルが付いたタイプもあります。「全自動式」「半自動式」の2タイプがあり、それぞれ特徴が異なるので、好みに合わせて選びましょう。基本的な使い方は、ドリップ式と同じです。
全自動式の場合
全自動タイプは、豆をセットすれば淹れ終わるまで全てマシンがこなしてくれるため、淹れる手間が大幅に省けることが特徴です。コーヒー豆をセットする際、自動計量タイプか、入れた豆を使い切るタイプか必ず確認しましょう。勘違いして豆をセットしてしまうと、期待通りの仕上がりになりません。
半自動式の場合
半自動式は、コーヒー豆を挽いた後、手動でフィルターにセットする必要があります。手間がかかりますが、全自動式よりもリーズナブルで、サイズもコンパクトなものが多いことがメリットです。また、粉をセットする際に自身で表面を平らにならせるので、味にこだわりたい人にもおすすめです。
美味しいコーヒーを淹れるポイント
コーヒーメーカーを使う際、以下5つのポイントを押さえることで、よりコーヒーの風味を引き出せます。
- 好みの味に合った水を選ぶ
- メッシュフィルターにペーパーフィルターを重ねる
- 抽出の前に蒸らす
- 最後の1滴まで淹れない
- 温めたカップに注ぐ
好みの味に合った水を選ぶ
コーヒーの味は、水によって大きく左右されます。硬水で淹れたコーヒーは苦みが際立ち、軟水を使った場合は、まろやかな口当たりになります。味にこだわるのであれば、水の性質にも注目してみましょう。
メッシュフィルターにペーパーフィルターを重ねる
メッシュフィルターを使ってコーヒーを淹れる際、豆の油分まで抽出されてしまうため、雑味を感じることがあります。メッシュフィルターで淹れたコーヒーがいまいちと感じた場合は、ペーパーフィルターを重ねる方法がおすすめです。ペーパーフィルターが油分の抽出を防ぐため、クリアな味を楽しめます。
抽出の前に蒸らす
コーヒーは、抽出する前に粉を蒸らすと味や香りが際立ちます。コーヒーメーカーは抽出までノンストップで稼働するので、粉の上にお湯が注がれ始めたら、一旦電源を切って蒸らしましょう。
最後の1滴まで淹れない
抽出が終わる寸前のコーヒーにはアクが含まれているため、最後の1滴まで注ぐと雑味やえぐみが出てしまいます。十分な量のコーヒーが抽出されたら、電源をオフにしてアクの混入を防ぎましょう。
温めたカップに注ぐ
コーヒーを注ぐカップは、あらかじめ熱湯を注いで温めておきましょう。コーヒーは保温性が高まると、香りが立ちやすくなるからです。また、冷めにくくなることで長い時間温かいコーヒーを楽しめます。
コーヒーメーカーで手軽に美味しい一杯を楽しもう
コーヒーメーカーは、手軽に美味しいコーヒーを淹れられる便利な家電です。タイプによって特徴や使い方が異なるので、自身の好みや予算に合ったものを選びましょう。また、コーヒーメーカーを使う際、水にもこだわったり、蒸らしの時間を入れたりとコツを押さえることで、より好みの味わいに近づけられます。ぜひ、今回紹介したポイントを参考に、リラックスタイムを楽しんでください。